根っこ
国内外で大活躍のトップデザイナーでZobi出身の植原亮輔さんが新校舎に登場。
なんでも植原さんが所属するキギの作品集『キギ/KIGI』(リトルモア)の4冊目で、自分が辿ってきた足跡を紹介するとか。今回はその取材で訪れたとのこと。
アトリエの様子や過去の自分の作品が掲載されたZobiパンフレットを写真に収めていました。
デザインを志す人にとって『植原亮輔』という名前を知らない人はいないと思います。もし知らないというのであればあまりにも勉強不足。そんな有名デザイナーですが、話をしていて感じることは【つくることが好きなんだ】ということ。今の受験生たちと同じように、つくることに夢中になって、いいものをつくれれば嬉しいし、他の誰にも負けたくもないんです。どれだけ社会と関わりを持って立場が変わろうとも根っこにあるそれは決して揺るがないんです。近年の合格者作品を見て、もうとっくに通り過ぎた道にもかかわらず、まるで受験生のように嬉々として作品を見ているんですもの。これはもうすごい。懐かしいということももちろんあるでしょう。でもそれだけじゃない、第一線に立ち続けるクリエーターの【つくることが好き】な気持ちがあるからでしょうね。そこに今も昔も受験生もデザイナーも関係ないんです。うがった見方なんてひとつもない。
また、「今でも自分の根底に流れるのは予備校時代に学び、感じたもの。」とも話していました。どれだけ時間が経っても、どれだけ立派なデザイナーになろうとも、自分がものづくりを目指した出発点のことは忘れないんですね。いや、大人になってもそういったことを忘れない人だから、今でもトップレベルにいるのかも。
でも、きっと特別なことじゃない。みんなにでもできるはずのこと。要は貫く信念です。
ただただ夢中になる、それ以上誰かを成長させ、そして継続させるものはないのだと実感したのでした。
文:デザイン科講師 山田
植原亮輔 Ryosuke Uehara
1972年北海道生まれ。
多摩美術大学(テキスタイル)卒。株式会社DRAFT・D-BROS所属後、2011年キギ設立。
受賞歴
第11回亀倉雄策賞
東京ADC会員賞
JAGDA賞
TDC賞
ニューヨークADC金賞
ONE SHOW DESIGN金賞
共著書
作品集『キギ/KIGI』(リトルモア)
作品展
「キギ展 植原亮輔と渡邉良重」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー、2012年)
「続・キギ展 – 集合と拡散」(ヒルサイドフォーラム、2013年)
「One-off design」(Pass The Baton Gallery、2014年)ほか。
熱いぞ夏期講習3(ラスト)
全18日間の夏期講習が本日終了しました!
たった18日間ですが、この18日間がとても大きい。
特に受験生にとって〈夏期講習〉は入試を目前とした〈冬季講習〉や〈入試直前講習〉を除けば、最後の大きな講習。
ここでレベルアップを図れるかどうかが現役合格へ繋がるかどうかのカギとなってきます。
どう活かせたかは人それぞれ。ここからの制作が教えてくれます。
あとは後半戦へ向けて加速していくのみ!
1、2年生はここで温まった制作に対する感覚や気持ちを冷まさないことが大切。
実技も勉強も〈続けていくこと〉が重要です。
上手くなっていくことにストップをかけてしまわず、絵が上手くなる喜びをたくさん感じてください!
8/8大学入試説明会。午前は北海道教育大学〈岩見沢〉が来校。
午後は多摩美術大学からスタート。今年合格したOBも一緒に大学の説明に加わってくれました。
武蔵野美術大学。専攻ごとに分かれて具体的な説明(相談?)をしてくれました。
美術史の授業も行い、様々な方向からアートの感性を刺激します。
デザイン・工芸科Aの合評。
制作中の集中力はとても素晴らしかったです。
選抜された一部の現役生もよく頑張りました。きっと収穫がいっぱいだね。
熱いぞ夏期講習2
夏期講習ブログ第2弾
全18日間の夏期講習も中盤の第2ブロックを迎え、生徒数もピークの110名超え!
第2校舎も全力で稼働中です!
現在第3ブロックに若干の空きができましたので、検討中の生徒はお早めに!
デザイン科Bコース、教育大コースは平面構成、平面表現へ移行。