今年も昼間部デザイン科『自画像デッサン』を描きました!

2016/07/16

印象派を代表する画家たちのほとんどは、とても魅力的な自画像を描いています。
モネもドガも、カサットもモリゾも、セザンヌもゴーギャンも、そしてゴッホも。
また、もう少し時代を遡るとレンブラントのように青年時代から晩年まで数多くの自画像を残した画家もいます。

自分の顔は毎日見ているはずなのに「自画像」を「デッサン」するために自分の顔を見るとなると、きっと思い入れは大きく変わったはずです。自分自身の顔をできる限り客観視しようとしても、嫌いなところや時には内面の嫌なところまで見えてきたりして、なかなか辛い部分があったのではないかと思います。顔の輪郭や形、目・鼻・口の造形的な観察から自身の性格、いまこの時しかない自分を描くということは、小手先の技法を越えてきっと描いた作者のひとりひとりに大きな手応えを残したに違いありません。
講評では、一人ずつが4作品を自由に選出。デザイン科以外に絵画の先生や油彩科の昼間部生にも投票してもらいました。

今年も力作ぞろい。
チャンスがあればまた違ったアプローチで挑戦してみたいですね!!

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