ファイン系・特別ゼミ
コロナの影響で遅れていた、ファイン系昼間部の特別ゼミがスタートしました。
この特別ゼミは、実技ではなく、絵を描くことについて様々な側面から学ぶ授業です。
前回は〈西洋美術史〉、今回は〈絵画鑑賞について〉のゼミでした。
美術の世界では「オリジナリティ」が求められますが、他者を知らずに自分らしさを見極めるのは非常に難しいでしょう。
過去の画家たちが何を考えて制作してきたのかについて、歴史と作品から見ていきます。
このような座学的な授業が、各々の実技に対する姿勢を大きく変えていくことになります。
今後も、普段の実技制作とはまた違った特別ゼミを開催していきます。
デザイン科 デッサン・平面構成 制作中!
今年はコロナウイルスが世界的に流行し、異例の年になっていますね。
Zobiの意識は、まずは「感染防止を徹底する」こと。
そして、「感染防止に十分注意した上で、例年通りの実技力を身につけさせること」です。
札幌も油断できない状況ですが、受験は通常通り行われるものと考え、感染防止を徹底することはもちろん、例年と比べて制作の質や量が減ってしまわないように「注意しながら全力で」過ごしています。
コロナウイルス対策のためデザイン科はデッサングループと平面構成グループに分かれて週ごとに入れ替わりながら制作しています。
6月からは平面構成がスタート。
デッサングループは「色と明暗」をテーマとしたデッサン、平面構成は毎年恒例の球体の課題にチャレンジ。
いつもそうですが、受験は焦らず、今やらなければいけないことをしっかり着実に実践した人が合格していきます。
今年は特に体調のことや受験のことなど、不安な気持ちになってしまうことがたくさんあると思います。それでもじっくり、今できないことがひとつでも解決されていくように頑張りましょう。
昼間部・油彩科の下地研究
油彩科では現在、下地研究を行っています。
6月1日からの有色下地デッサンに始まり、大きな紙へのドローイング、
そして最後に各々下地を塗ったキャンバスに自画像を描きます(マスク付き)。
先日描いた巨大ドローイングを背景に、今年はマスクをした自画像という
普段描くことのないモチーフをどのように作品にするのかが楽しみです。