夏期講習からその先へ。
2012年の夏期講習も怒濤のように過ぎ去っていきました。いつも造美に通っている人、何度目かの講習会参加の人、初めて造美にきた人、みんな充実した夏期講習にできたのではないでしょうか。毎日アトリエの様子を見ていて、みんなの熱が伝わってきます。本当に、絵を描くことが好きなんだなあ、と。昔、OBがなにげない会話の中でおもしろいことを言っていました。「初めて造美に来たとき『美大に行きたい人がこんなにいるんだ』と思って安心した。」今回講習会に参加して、同じように思った人も多いと思います。高校の部活だけでは見えない、刺激のある景色がきっとここにはあるのでしょうね。今の自分には想像することもできないような価値観もたくさんあるのでしょう。それを「体感できる」ということはクリエイターとしてきっと大切なことです。それを今回、夏期講習に参加できた人には、いい経験になっているはずです。
8/6には多摩美術大学・武蔵野美術大学が大学説明会に来て美大の中身について具体的な説明をしてくれました。
その翌日には合格者作品展が。自分の作品を持参して講評を受けていた生徒も。
最終日の合評風景。最後ということもあって気持ちが入ったいい作品がたくさん。
基礎科のデッサン合評。
こちらはファインで行ったヌードの講評。
最後はデザイン科のデッサンの合評。
武蔵野美術大学工芸工業デザイン科卒岡本さん。デザインの現場に実際に立つ人だからこそ言える厳しい視点や優しい言葉をかけてくれました。
前回に引き続き多摩美術大学グラフィックデザイン科2年寺本さん。素敵な講評でした。さて、そうこう言ってる間にもうすぐ秋!受験生にとっては大事な時期になってきました。「上達したい」と思うならやることは決まっています。「誰よりも描く」ということです。これ以上のものはありません。誰よりも描いて誰よりも上手になってやりましょう!
恒例の参作
