中学生ステップアップゼミ 開講しました!!
札幌の美術系高校である札幌平岸高校デザインアートコースや札幌大谷高校美術科などでは受験科目として《実技試験》というものが課せられます。
その《実技試験》の内容は「鉛筆によるデッサン」です。
受験科目として「鉛筆によるデッサン」をしなさいと言われたときに、美術系高校という専門的な学校がいう「デッサン」は、ただお絵かきをするだけではないんだろうけど、改めて考えてみると「デッサン」ってなんだろう?とスタート地点から疑問が出てきます。
そこでZOBIの中学生コースでは、そもそも「デッサンとは何か」からお話ししていきます。
そして、「鉛筆の使い方」や「モチーフの描き方」の説明を聞いて、「実際にデッサンをしてみる」というように授業が進みます。
今回開催したステップアップゼミはそんなデッサンの基礎をぎゅっと約3時間で身に付けてしまうイベントです。
例年定員をオーバーするイベントなので今回は開催日を2日間として、都合の良い方を自由に選べるようにしました。
ステップアップゼミの様子
「デッサンについて」のプリントが配布され、それを見ながら講師が実際に鉛筆を使いながら説明。
その後、聞いた話や先生のデッサン、配布されたプリントなどを参考にしながら中学生の皆が「デッサン」を描いていきます。
今回のモチーフは小さいリンゴと茶色の箱でした。
説明を聞いた後だと、するする手が動いてデッサンが進んでいきますね。
最後は作品を並べて講評会。
1点1点全ての作品にコメントやアドバイスをしていきます。
ここからはイベント2日目の様子。
みんな高い集中力でデッサンの基本を意識した制作が出来ていました。
ステップアップゼミ1日目は15名、2日目は18名の中学生が参加しました。
両日は選べないイベントなので、美術に興味を持つ中学生が30名以上もいると思うと仲間が沢山いて嬉しいですね。
それでは中学生の皆さん。今回のゼミを踏まえて、これからも自由に楽しく絵を描き続けていきましょう!