夏期講習 全ブロック終了!
4週間にもおよぶ長い夏期講習も今日で終了しました。
暑い夏でしたね。エアコンは付いていても窓を開けているので、大変だったかと思いますが皆の頑張りがすごかった。お疲れ様です。
ZOBIの夏期講習は、それぞれの志望校や専攻ごとに用意された課題スケジュールにそってモチーフをどんどん描き、制作中にアドバイスを貰ったり、先生に描き方の見本を見せてもらったり、最後はそれぞれのグループごとに全員で講評を受けたり、とても濃密な時間。
そして、この夏から本格的にデッサンを始めた人は、「ステップ」というZOBI独自の初歩課題。課題ごとのデッサンのポイントを丁寧に解説をしてもらって、実際にデッサンを描いてみるということを繰り返し、これから大型のモチーフを描いていくための基礎デッサン力を身に付けました。
「ステップ」以外にも、「はじめての透明水彩」「はじめての油絵」「はじめての平面構成」「はじめての立体課題」などなど新しい挑戦には必ず初歩指導があるので、だれもがはじめの一歩を踏み出すことが出来ました。
この夏の頑張りや、大勢の中で見えてきた自分の作品についての発見は必ず来春の結果に大きな影響を与えるでしょう。
来週から院内生は平常授業に移行します、この夏に得た物を意識してどんどん作品を描いていきましょう。
東京芸術大学の油画を志望校としている学生の中には、今回初めて芸大課題に挑戦した人も。
課題内容や求められていることに戸惑いを覚えた人も多かったかと思います。
特に意外だったであろう課題は、前日に描いた裸婦(ヌード)デッサンを資料としてあつかい油絵を描けというもの。
自分で取材して油絵を描くという試験も出る可能性があるのが芸大の油画。講評の時には芸大課題についての考え方やデッサンの意味、資料のあり方やドローイングについてなど様々なお話を聞けましたね。
他の志望校・専攻別課題でも色んな話や作品へのコメントをもらいました。
それらを活かしながら、志望校合格を目指して沢山の作品を作っていきましょう。
ちなみに中学生コースも今日が最終日でした。
2クール受けている生徒は、課題ごとの注意点は皆と一緒でモチーフを変更して描きました。1度目では理解しきれなかったところも、繰り返すことでデッサンとは何かがより見えてきたようです。これからも楽しく絵を描いていきましょう。