「光のゼミ」ってなんですか?
17世紀を生きたフランスの喜劇作家モリエールの石膏像です。
なかなかの色男なのですが、彼をそういうものに仕立て上げようと思うとそれなりに一苦労なわけです。
ところで、このモリエール像を見て「これは日本人だ」と言う人はまずいないと思います。「フランス人だ」とまではいかなくとも、「外国人だ」くらいのとこには辿り着きますよきっと。
ではなぜ外国人?と問えば「彫りが深い!」と言う人が半数かそれ以上くらいか。
ではその彫りが深いということはどうしてわかるのでしょう?
「だってそうなっているから」これは小学生まで。
答えはおのおの考えてみてほしいんですが、ヒントは「光」です。
そしてデッサンを描く上ではこの光がとても大切。
なぜならこの世に見えているものは全て「光」のいたずらによって生まれているのですよ。
しかしひとえに「光」と言ってもその種類は様々。○○光や○○光や○○光や(ここは造美に通ってからのお楽しみにしましょう)、とにかく色々な光を知り、見れなければならないのです。
そしてここまでのお話がやっっっと、今回のゼミの話に繋がるのでした。
名付けて「光のゼミ」。
一点から強い光を照射することで、光の大事なことが簡単にわかる、はずなのですが挑戦した人達はどうだったんでしょう?
きっといいきっかけになったのだと、そう信じて今回のゼミは「非常にいいゼミでした」と締めときましょう。
お!良くなった!!という人続出!?

昼間部デザイン科平面造形強化週間(円は球?)
毎年恒例となった造美昼間部の平面構成「球体」。
条件は簡単、球体に見せるということです(小さな3個の球体については「発光」「反射」「模様」も表現)でもこれがなかなか難しい。考えうる可能性がたくさんあります。考える方向性も自然とアイディア重視のものとなり、球体というテーマはどこへやら、となってしまわないことがこれからデザイン科として制作していく上で大切なことです。平面構成は自分でややこしくしてしまうことがままあります。
そんな中、今年も優秀な作品が数多くでたのではないでしょうか。さっそく徹夜の人も多いはず。それを当たり前のものにして徹夜自慢をしなくなったら一人前、かも。
3つの球体。それぞれ「発光」「反射」「模様」を表現しています。
(クリックすると画面全体を見れます)
※昨年の球体はこちら

昼間部学科授業開始
昼間部生が頭を悩ます問題のひとつ、学科ですね。高校に通いながら制作する現役生とは違い、学科に触れる時間が極端に短くなりがちです。そこで、造美では昼間部の学科のバックアップをはかるため、美大受験生が主に必要とする英語と国語の専門の先生をお呼びして一日通してみっちり勉強します。毎年真剣に学科に取り組む生徒は多いですが、今年は特に真剣さを感じます!授業の合間に見られる先生達との雰囲気もいいです。この調子です。学科も今のうちからがんばっておくと後々助けてくれる、はず!

2013年中学生コース合格者
札幌平岸高校デザインアートコース・札幌大谷高校美術科をはじめとする、道内の美術系高校を受験する中学生の合格者を掲載しました!毎年のことながら優秀な結果です。
中学生コースの生徒として造美に通い、高校に進学するとすぐさま今度は大学受験のために通う、という生徒も少なくないです。
きっと、ここでの制作を楽しみにし、なにより美術が好きなのでしょうね。
将来のデザイナー・アーティストの有望な卵がいっぱいで楽しみです。
下記よりお進みください。※下段に掲載しています。
2013年合格者速報

2013年度入学式
2013年度の入学式が行われました。
春期講習同様、多くの生徒が出席しここから新たな一年がスタートします。
優秀な成績を残してきた先輩達に負けないよう一生懸命制作し、自分の問題点と正面から向き合い、真剣に、つくる喜びを忘れずに制作していきましょう!
