札幌平岸高校で美大進学ガイダンス開催!
11月7日、札幌平岸高校に講師派遣の依頼を受けて、美大進学ガイダンスを行いました。
将来の進路を真剣に考え出しはじめた2年生のみなさんを対象に「どんな美大・芸大が全国にあるのか」「それぞれの専攻で何が学べるのか」「美大進学に向けた具体的な準備」などなど美大芸大に少しでも興味を持つ人に向けた詳しいお話しをしてきました。
「美大受験」は一般大学の受験と比べて少し癖があるので、今回は配付した資料と共にディスプレイを見ながら説明を聞くという形で、なるべく理解しやすいように行いました。
説明を聞いた後は実際の実技作品を見てもらいました。
美大芸大受験は何よりも「実技」が大切で、参考作品を直に見ることで、目指すレベルやどうやって描いているのかなど沢山のことを知ることが出来ます。
今回はZobiから東京芸術大学へ合格した人の作品をはじめ、地方国公立芸大や有名私立美大合格者の参考作品まで様々な美大芸大へ進学していった人たちの作品をたっぷりと持ってきました。
デザインアートコースがあるため、日頃から美術やデザインに触れることの多い平岸高校の生徒の皆さんにとっても、これだけの量の参考作品を見たり、そこで疑問に思ったことを聞いたり、描き方などの相談できたので、普段とは違う沢山の刺激を受けとれたかと思います。
参加した生徒のみなさん一人一人に少しでも実りがあるガイダンスであったことを願っています。
平岸高校2年生のみなさん、ありがとうございました!
Zobiはこれからも平岸高校のみなさんを応援しています!!
PS.中学生コースの時に来てくれていた沢山の生徒がデザインアートコースで楽しそうに学校生活を送っているのを見て、担当としてとても嬉しかったです。どんどん好きなことを楽しんでください‼︎

全道デッサン力判定模試 開催‼︎
全道デッサン力判定模試を開催しました。
勉強に学力があるように、美術には実技力やデッサン力があります。
この実技力、デッサン力というものは自分で判断することはとても難しいです。そのため、自分がどの程度描けるのか、志望校に対して通用するのか、受験生はいつも不安でいっぱいです。
そんな受験生に向け、毎年11月に開催している全道デッサン力判定模試では受験する専攻ごとに課題を制作してもらい、そのデッサン作品をZobiで評価をし、志望校の判定をだします。
Zobiの模試結果は志望校の判定だけでは無く、デッサンの評価に関わる項目ごとに細かく評価が出るので、どこが順調で、どこで評価を下げているのかを知り、今後なにを意識して制作していけば良いのかが分かるようになっています。Zobiのデッサン模試は受験校を決めるためのものではなく、志望校に対してここから何を気を付けると合格に近づけるのかを見える形にするものです。
模試を受けたことで、今の自分を知り、より大きく成長していくきっかけにしていきましょう!

昼間部恒例 動物園課題‼︎
毎年恒例の昼間部動物園課題を今年も行いました‼︎
場所は最寄り駅がZobiから1駅の円山動物園。
課題の内容は志望する専攻によって異なりますが、動物園という場所でスケッチやクロッキーなどを行う課題です。
アート系のほとんどのコースは、今回の動物園課題での取材を元に大作を制作します。好きなものを取材して絵を描くのは絵画制作としては一般的で、受験課題としても一部の大学で出たりします。
デザイン系はビシッとした普段のデッサンとは違い、素早く描くクロッキーを行います。可愛らしく動き回る動物を描くのは気晴らしにもなるし、意外とモチーフを捉える新しい感覚を身につけられる課題でもあります。
今年は残暑が長引いてましたが、快晴なうえに気温も落ち着いてて野外課題にはぴったりな日でした。
では、そんな今年の昼間部動物園課題の様子です。
入園の様子。モザイクはかけていますが、めっちゃ楽しそう。
でも、課題の制作が始まるとみんな真剣です。
子象の誕生もあって来園者数が凄い多かったですが、周りの人に迷惑はかけずに、皆しっかりと課題を行っていました。エライ‼︎
この日は小学生の子も探検バックを持ってワー!キャー‼︎と楽しそうに動物をスケッチしており「僕らという人間は子供の好き、楽しいを大人になって本気でやる道にいるんだな」という気持ちで一所懸命スケッチしている生徒の後ろ姿を見ていました。
一見、息抜きのような課題と思われがちですが、昼間部として美大受験を乗り越えていくためには必要な動物園課題。昼間部は動物園課題のあとの大作課題で前期が終了し、いよいよ後半戦の後期が始まります。前期中、基礎から難しい課題まで様々なことを学びながら制作をしてきました。この調子で後期からも一緒に頑張って良い作品を作っていきましょう‼︎

OG展覧会情報
ZobiのOGである稲恒佳奈(いなつね かな)さんが大丸札幌の8階にある美術画廊で個展を開催します。
毎年全国の様々な百貨店内にある画廊で個展を行っている人気作家ですが、札幌での個展は意外にも初‼︎
綺麗な色彩で精密に表現された札幌を含む様々な土地での人々の日常や文化を描いた作品が多数並びます。
ぜひ、ご高覧ください。
今日もどこかで 稲恒佳奈 日本画展
会期:9月20日(水)〜9月26日(火)まで
時間:午前10時〜午後6時まで(最終日は午後5時まで)
開場:大丸札幌8階 美術画廊

おといねっぷ美術工芸高校、美術系進学ガイダンス
7月5日
講師派遣の依頼を受けて、おといねっぷ美術工芸高校にて美術系進学についてのガイダンスを行ってきました。
対象学年は2年生‼︎
自分の進路について少しずつ考え始めた中で、美術系への進学とはどんな感じなのか、どんな専攻でどんなことが学べるのか、受験はどんなことをするのか、などなど沢山の疑問があるかと思います。皆が持っているであろうその疑問を少しでも解消し、各々の進路を考える参考になればというガイダンスです。
「どんな美大があるのか」「各専攻の説明」「入試内容」「美大卒業後について」などなど様々なことをお話ししました。
中には、いつもはしない講師が美術の道に来たきっかけのお話しも。僕らのスタートは笑ってしまうようなきっかけでした。
それでも、その軽いきっかけで奥深くて面白い道に入り込んでいけたんです。もし興味があるなら気軽に初めてみましょう。
今回のガイダンスはいつも以上に質問に来る生徒や作品の講評をお願いする生徒が多く、やる気に満ちあふれているのが感じられてとても嬉しかったです。
他の生徒も僕らが持参した沢山の参考作品をじっくり鑑賞し、普段の制作でどうやって描けば良いのかわからないことも、作品を生で見ることでヒントになったのではないかと思います。参作のクオリティに驚きの声を交わし合いながら作品を見ている生徒が沢山いました。
どの道に進むのかを今の年齢で決めるのはとても難しい決断のように思います。
どの道に進もうとも、自分で選んで楽しいものになったのなら僕らは嬉しいです。
もし、その選択の中に美大受験が立ち塞がったなら美術工芸高校の頼りになる先生方のアドバイスによく耳を傾けましょう。
もっと何か欲しい、練習したいと思ったら僕らも全力でお手伝いさせていただきます。
やる気いっぱいの皆さんを僕らは応援しています‼︎
