昼間部、後期も順調に制作中。
暑かった夏が嘘のように足早に秋がやってきた北海道。受験生たちはこれから後半戦に入っていきます。昼間部も夏期講習、合宿、大作と、制作漬けの期間を乗り越えて大きく成長し、少しずつ受験モードへと切り替わってきました。ピリッっとした緊張感の中、平面構成の”タイムアタック”を実施。まだまだ時間内完成は難しいけれど、山田先生から平面構成の完成へのモチベーションのあり方を厳しく指導された昼間部も。もう1ランク上の実技力を目指してどんどん枚数を重ねていきましょう!ここからが本番ですね。4月から始まって、時間は残り半分ですが、密度としては今までの2倍、3倍になることでしょう。colorの文字を使って絵具のチューブを描いています。これを見るとなぜかレイモン・サビニャックというイラストレーターを思い出します。
新鮮な試みですね。技法に負けないような構成力があるともっといいですね。
キレイな色です。動きと、それを支えるデッサン力がが見る側を飽きさせませんね。
色のインパクトやアイディアに冴えがあります。色数の少なさで寂しくならないようにしたいですね。

もちろん夜間部も負けてません!
夜間部も、忙しい学校生活の合間をぬってがんばってきた成果がでてきました。昼間部が技や経験で勝るなら、夜間部は素直さで勝負です!元気のある気持ちのいい作品がたくさんありました。これからもっと1枚にかける時間も削って、たくさん経験を積み、昼間部に負けないようにこの調子でがんばりましょう!元気の良い作品です。若さとパワーがあって好感がもてます。
つくった人の人柄が見えてきそうな、ストーリーを感じる作品です。

円山動物園で大作&クロッキー!
ファインアートの生徒は毎年大作(時間をかけてつくる密度とクオリティの高い作品)で動物を描きます。その資料集めとクロッキーをしに円山動物園に行きました。今回はデザイン科も同行させてもらい、とにかくたくさんの動物をクロッキー。少ない手数でその動物の特徴を捉えることが大切です。そして受験生とはいえもちろん遊びも忘れません!余った時間を使って遊園地で息抜きしました。写真がないのが残念です・・・。ファインの生徒は帰ってきてさっそく作業にとりかかるのですが、自分のお気に入りの動物から、実際にいる動物からインスピレーションを得て架空の動物を描いたり、アプローチも様々。完成が待ち遠しいです!キリンもしっかりとポーズをとってくれました。
フラミンゴの脚って本当は2本あるんですよ。
こわっ!
がんばりました。みんなくたくたでしたね。

父母面談週間①
毎年、9月と11月に実施される父母面談週間。「家族や親戚にも美術系に進んだ人がいなくて不安です。」「一般大学に比べて美大は入試内容や採点基準がわかりにくい。」「ずばり、家の子に才能が本当にあるのか?」といったものまで、父母の方の心配は色々。でも、どのお母さんたちも学院の先生方とお話しすることで、美大のこと、将来のこと、入試に向けてのことなど、具体的なアドバイスをもらい、安心されるようです。11月は受験生だけではなく基礎科生の父母とも面談を予定しています。父母の方々の美大に関する様々なご質問をお待ちしています。

いろ・イロ・色ゼミやりました!
昼間部、夜間部含め、たくさんの生徒が出席してくれた今回の「色ゼミ」。みんなリラックスしながら楽しく作業できたみたいですね。普段何気なく使っている色も、自分の意志でコントロールするとなると大変です。そこで今回は「色で自分の感情を表現する」ことを目標に制作してもらいました。同じような気持ちを色や形にするのでも、人によって結果出来上がるものは全く違います。でもそれでいいのです。人の心はそんなに単純にはできていないのですから。それでも、きっと他の誰かと共有できる何かがそこにはあったはずです。そんな1本の線をたぐり寄せるようなきっかけにこのゼミがなってくれればいいと思います。次はまた違うゼミをやりたいと思います。遠慮せずにみなさん出席してくださいね!興味があれば誰でもできます!楽しく真剣に!
みんな思い思いに色を塗っていきます。
山田先生の合評。
どうでしたか?作品に活かせるものはありましたか?
